各種ご案内

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初診受付時間

月曜日〜金曜日8:30〜11:00
休診日:土曜・日曜・祝日
年末年始(12月29日〜1月3日)

交通案内

駐車場約500台完備
岐阜バス(JR岐阜15番乗り場、名鉄岐阜6番乗り場)

業務内容

中央材料部はこんな業務を行っています

高度救急医療を担う岐阜県総合医療センターでは、手術や検査に使用する医療器械やガーゼ等の材料、手術着等が多量に必要とされています。中央材料室では滅菌装置や、洗浄装置の設備を保有し、病院内の手術や、検査その他いろいろな処置に使用した医療器材の洗浄から滅菌に至る業務を一括して行っています。また、院内の感染防止の役割も担っています。

滅菌とは

滅菌とは、全ての微生物から生命力を奪うことです。
手術や検査、その他いろいろな処置に使用する器械や材料は、完全に滅菌されたものでなければなりません。中央材料室には高圧蒸気滅菌装置(オートクレーブ)4台、ホルムアルデヒド滅菌装置1台、プラズマ滅菌装置3台があります。高圧蒸気滅菌では、135℃の高圧蒸気で、全ての微生物を死滅させます。ゴム製品のように、高熱に耐えられないものは低温のホルムアルデヒド、プラズマで滅菌することが出来ます。

作業工程

  1. 洗浄

    薬剤や超音波洗浄、ジェット洗浄など各種洗浄手段を用いて、​目に見えない細かい汚れまできれいに落とします。最新の洗浄設備を導入し、ますます洗浄能力を強化して多くの患者様の処置に対応できる体制となっております。

    洗浄機器
  2. 乾燥

    洗浄後、濡れたままの状態だと細菌の繁殖を招くため、高温の乾燥機にて乾燥させます。

    乾燥機
  3. 点検

    洗浄した器械に汚れが残っていないか、正しく使用できるかの点検を行い、セット・包装をします。

    洗浄した器械の汚れの点検の様子
    洗浄した器械の汚れの点検の様子(手元)
  4. セット・包装

    手術や検査に必要な器械をセットし、包装をします。 包装は、金属製のコンテナや紙製のパック等で行い、一旦滅菌をすれば外部から菌が入らないような構造となっています。

    手術や検査に必要な器械の包装
    金属製のコンテナ
  5. 滅菌

    対象となる器械によって、高圧蒸気滅菌・ホルムアルデヒド滅菌・プラズマ滅菌のいずれかを選択し、滅菌を行います。
    最新の滅菌機を導入し、安全な器械を滞りなく供給できる体制となっております。

    滅菌機器01
    滅菌機器02
  6. 滅菌確認

    滅菌後は各種検知の変色を見て、確実に滅菌ができていることを確認します。

  7. 保管

    使用されるまで、滅菌状態を確実に保てるよう、扉付の棚に保管します。

    保管棚01
    保管棚02
  8. 供給

    搬送機によって各部署に供給され、手術や検査その他の処置などに使用されます。

    搬送機
    搬送機で各部署に供給されている様子

Q&A

Q. 中央材料部って聞きなれない部署ですが、何をしている所ですか?

基本的に患者様に使用された道具(器械)の、洗浄・滅菌を行っています。
血液等の汚れがついた器械は、まずは中央材料室へ返却されます。返却後、各種機械によって汚れを落とし、その後人の手による汚れ・動作確認等の点検を行います。
点検後は、滅菌機によって滅菌にかけられ、患者様が安心して診療を受けられるよう、安全な器械を各部署へ供給しています。
参考までに、中央材料室は省略して“中材”と呼ばれることが一般的です。

Q. 患者様に提供される道具は、清潔なものですか?

中材では、使用された道具(器械)の洗浄と滅菌を行っております。
使用された器械は充分に洗浄され、その後各種滅菌機によって滅菌されます。
滅菌された器械は、金属のコンテナや紙製のパックで密閉されており、外部とは隔離された状態で保管されます。開封は患者様に使用される直前にされるので、確実に清潔な状態で使用されます。

Q. 他の方に使用された道具は、どのように感染力を無くしているのですか?

熱処理ができる器械は、洗浄時に93℃の熱水で消毒します。
(熱に弱い道具は、医療用中性洗剤に浸漬後充分に流水で流します)
その後、汚れが残っていないことを確認し、滅菌を行うことによって感染力を失います。

Q. 器械の点検は、どのように行っているのですか?

基本的に、人の目による目視の確認を行っています。病原菌は目に見えないものですが、人の目によって目に見える汚れが落ちていることを確認し、その後滅菌を行うことによって清潔で安全な器材を患者様に提供することができ、安心して治療を受けていただくことができます。

Q. 病原菌は目に見えないのですが、どうやって滅菌されたかの確認を行っているのですか?

中央材料室では、日々以下の3つの方法で滅菌確認をしています。
1点目として、全ての滅菌物の包装の中に、滅菌にかけると色が変わるカードを入れてあります。
滅菌した後に色が変わっていないものは、供給することができないため再滅菌を行います。
2点目として、各滅菌機を動かす際に、テスト用の菌が入ったカプセルを一緒に滅菌しています。
滅菌完了後に培養を行い、陰性であることを確認しています。
3点目として、各種機械の稼動記録をとっています。運転中の機械の各種数値を記録し、機械が正常に動いていることをモニターしています。

以上の点を日々確認をして、安全な道具(器械)を患者様に提供しています。

このように中央材料部は
安全な滅菌器具・医療材料の質保証を責任をもって行い、患者様が安心して医療サービスを受けられるよう医療および看護を側面から支えています。

ますえ たつひこ

増江 達彦

役職
  • 小児麻酔科部長
  • 中央手術部部長
  • 中央材料部・事務局・入退院サポート部長
専門分野
  • 小児麻酔
  • 小児心臓麻酔
認定資格
  • 日本麻酔科学会認定指導医
  • 日本専門医機構認定麻酔科専門医
  • 麻酔科標榜医
  • 日本心臓血管麻酔学会認定心臓血管麻酔専門医
  • 日本救急医学会救急科専門医
  • 日本小児麻酔学会認定小児麻酔認定医
  • 日本小児麻酔学会評議員
  • 岐阜大学大学院医学系研究科麻酔科・疼痛医学分野非常勤講師
  • 医学博士
増江 達彦

もりせ きょうこ

森瀬 京子

役職
  • 中央手術部師長を兼務

診療実績

滅菌装置及び洗浄装置の稼働実績

(回数)

装置名  2022年度 2023年度 2024年度
高圧蒸気滅菌装置 3,782 4,001 4,297
プラズマ滅菌装置 2,644 2,582 2,432
低温ホルムアルデヒド滅菌装置 746 706 637
洗浄装置 13,942 14,372 17,058
減圧沸騰装置 757 1,004 757

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